あそび
子どもは何故遊ぶのでしょう?
- 好奇心旺盛だから
- 欲求を満たしたいから
- 楽しいから
- やってみたかったから
- 気になることを確かめたいから
- 体を動かしたいから
- 発散したいから
など
遊びを通して子どもは何を得る?
- 人間関係を学ぶ・・・仲間との約束事や振る舞いを学ぶ
- 発達するきっかけを作る・・・思考力が発達し、認識が整理される遊びを繰り返すことで概念形成を発達させる
- 五感や想像力を育てる
- 出来た喜びを繰り返し得る
- 感性を育てる
- 生活するすべを学ぶ など
子どもにとって遊びは内的要求から発した自由で自発的な行為です。
遊びは子ども自身のものであり、大人はその邪魔をしてはいけません。
乳児では、身体機能の発達を促す事を主に、這う・またぐ・くぐる・歩くなどの運動遊びや、手先や手首を使う遊びが個々の要求や発達に応じて繰り返しできるように空間や遊具を整えています。子どもたちは発達の過程で形成される新しい機能を楽しみ、疲れも知らずに遊びます。そのため個々の発達を把握し、環境を整えることが大切になります。
幼児では、日常の生活の中で経験したことが再現できるような(ままごと・病院・お店・映画館・スーパーなど)環境を作り、ごっこ遊びを通して仲間とのやり取りを楽しめるように道具を揃えています。その遊びのなかでどんな道具を使い、どんな作業をし、役割をどう決めるかなど、様々なことを考え次第に仲間と協力し、遊びを共有できるよう見守っています。
子どもたちは、自分で選んだもので遊ぶとき意欲的で素晴らしい集中力を発揮します。
遊びこそが大切です。自ら意欲的に物事に取り組むことを経験することで、今後の子どもたちの学習意欲・探究心へと繋がって欲しいと考えています。
環境を整えるために注意していること
- 子ども同士の仲間関係を大切にする
- 発達に合った遊具をそろえる
(当園は縦割り保育をしているので、3~5歳に合った遊具がそれぞれの保育室にそろえてあります。そのためそれぞれの発達に合った遊具を選ぶことが出来ます。) - それぞれの遊びに必要な空間の保障がされている
(コーナーを作っています。世話遊び・再現遊び・機能練習遊び・構造遊びなど) - 道具の量を十分のそろえている
- 遊びこむ十分な時間がある
- 子どもが安心感を持っている